ヨガ

自分のペースが楽しむコツ

ひと昔前に比べると街にはヨガマットを背負った人々が増えて本当に嬉しいし、勝手に親近感が沸いちゃいます♡
いつか一緒にヨガしましょう♪と心の中で声をかけたりしています♪

同時にヨガで怪我をした人も良く耳に入りますし、ヨガをしているのに日常の中で心無い行為をしている人もいます。
やっぱりまだまだヨガができることがあるなぁって感じます。

例えば、気軽に参加できるヨガのグループレッスン。
ヨガを体験する目的だったり、心身共にトラブルがなければグループレッスンはとてもいいなと思いますが、もし何かしらの不安を抱えているのであれば、少人数だったりプライベートレッスンをまずはおすすめします。

なぜならば、グループレッスンに参加する際、自分の心身のことを理解していることが大前提だからです。

仮に、たった5人のグループレッスンに参加したとします。
参加者例を挙げてみましょう。

Aさん・・・35歳。主婦。病気知らずで体力もある。
Bさん・・・25歳。事務職。階段を上がるのも息が上がる体力。頭痛持ち。立っているのも正直つらい。
Cさん・・・50歳。主婦。ヘルニア持ちで腰をかばう生活により猫背で骨が固まっている。手首も痛い。
Dさん・・・30歳。講師業。バレエ経験あり。大病を患い悩みが重なり呼吸が苦しく腕が上がらない。肩の痛みも出始めた。
Eさん・・・65歳。主婦。迷惑をかけてはいけないと他者に合わせる人生を歩み、自分のペースがわからず痛みの我慢もいとわない。

いかがでしょうか。
たった5人なのに、それぞれバックグラウンドが違う人達が、全く同じ内容で60分~90分のクラスを過ごすというのはどう感じますか?

Aさん~Eさん、実はレッスン中にこんなこと考えているかもしれませんね。

「ヨガは心身に良いというから苦しくても我慢すればきっといいんだ。」
「みんなこんな形(=ポーズ)をしてるから見様見真似でやればいいんだ。」
「自分のペースって何?これでいい?みんなこれでやってるからいいんだよね。」
「私もっと動きたいし、鍛えたいし、負荷かけたいのに。」
「先生、軽減法も教えてくれてるけど、それ私に関係ないし。(←実はこんな人に伝えてること多い)」
「私が一番若そうなのに、できないなんて恥ずかしいから頑張らなくちゃ。」

どうやら「自分のペースで」というのが一番難しいらしいです。
人並みには、または人並み以上にはとか、ポーズを軽減したり休んだりするのは怠惰だし、勿体ないと思う方もいるそうです。

レッスン指導を始めて10年経ちますが、あの手この手で「自分のペース」というのをお伝えしていますが、実践できる方は正直まだまだ少ないです。
(私の指導力がまだ足りないということでもあります。)

で、どんな方が積極的に実践できているかといえば、やはり少人数クラスで一人一人に目が行き届く環境で続けている方やプライベートレッスンでご自身の心身の状態をしっかり理解できている方です。

「自分のペース」でヨガを楽しめている方々のクラスはエネルギーも違います。
比較することも競争することも優劣もないので、自分に意識が向いてエネルギーが高まります。

「自分のペース」でヨガを楽しめる方は、どんな種類のヨガでも難易度の高いクラスにドロップインしてもきっと心穏やかかつ楽しくクラスを過ごせます。

私の課題は、これからも「自分のペース」を心底味わってもらえるようクラスをリードすることです。

マットの上でもヨガって楽しい!
マットから降りた日常でもヨガライフって楽しい!
そんな風に思ってもらえたら嬉しいです。